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有馬記念・G1」(24日、中山)
シュヴァルグランは無念の3着に終わった。残り200メートル過ぎ、外から伸びてきた
スワーヴリチャードが内側へ斜行。すぐ隣にいたため、勢い良く内へ押し込まれる不利を受けてしまった。
ボウマンは悔しさを隠し切れない。「あれがなければ勝てたかは分からないけど、トップスピードに移ろうとしていた時だった。いったん減速してしまったから。また伸びているだけに…」とガックリ。友道師も憤まんやる方ない様子。「どうして審議にならないのか。あの不利が全て。勝った馬は強かったが、もう少し際どかったんじゃないかな」と顔を紅潮させる。
来春は天皇賞(4月29日・京都)を最大目標に。鞍上は「コーナーの走りがぎこちなかった。広い東京や京都なら…。距離はもっとあっていい」と舞台変わりでのリベンジを約束。このうっぷんは春の淀で晴らす。
提供:デイリースポーツ