「
有馬記念・G1」(24日、中山)
懸命に右ムチをふるい体勢を立て直そうとするM・デムーロの努力もむなしく、直線で
スワーヴリチャードが内へもたれる。最後は大接戦の末4着に入ったが、すぐ内にいた
シュヴァルグラン、その隣の
サクラアンプルールの進路をふさいでしまった。
レース後、裁決室へ何度も出入りした庄野師は「最後は差せなかったね。もたれて他馬に迷惑を掛けてしまった」と言葉少な。2日間の騎乗停止を科せられたミルコは「右回りは道中、手前を変えてうまく走れたけど、直線では…。でも、まだ3歳馬。これから良くなる」と前を向く。自身の歴代最多となるJRA年間G1・7勝はお預けとなったが、28日の
ホープフルSで達成したいところだ。
提供:デイリースポーツ