「
ホープフルS・G1」(28日、中山)
25日の追い切りで、馬がラスト1Fを迎えた時に急に止まろうとして乗り手が落馬。放馬したため、いったんは出走回避の方向であることが発表された
ルーカスだったが、26日に改めて追い切りを行い、一転して出走に踏み切ることになった。
「(アク
シデント後は)状態の確認に努めました。厩舎で使用している(心拍数などを測る)ホースコールを使い、前日の追い切りのラップや心拍数を見た結果、異常が見られなかった。そのため今朝の追い切りに踏み切りました」と森助手。
この日は改めて美浦坂路で4F58秒3-13秒4をマーク。「前日は直線まで速い時計で来ていましたし、それを補う意味もあり坂路でサラッと。動きに問題はなく、レースでも力を出せる状態と判断しました」と同助手は説明した。
ただ、改めて行った追い切りでもゴール前でブレーキをかけるしぐさを見せており、気性面の難しさは解消されていない様子。「前走で外したチークピーシーズ(新馬戦勝利時に装着)を再び着ける予定です」と陣営は対策を講じる。
同馬は国内外でG1・6勝を挙げ、15年のJRA
年度代表馬に輝いた
モーリスの全弟。鞍上のM・デムーロは、JRA年間G1最多7勝目なるかが、注目されている。
提供:デイリースポーツ