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ホープフルS・G1」(28日、中山)
月曜の追い切りでまさかの放馬。火曜に“追試”を課された
ルーカスは27日、前日の調整を軽い運動にとどめた。「昨日、少し動かしていますから。きょうは美浦の北馬場でダク、ハッキングで」とメニューを説明した森助手は、「放馬の影響もなく、体に異常はありません。現時点での力は出せる状態です」とキッパリ言い切った。
アク
シデントをリカバリーし、仕上がりに不安なし。さらに本番での集中力を高めるため、新馬戦で着けていたチークピーシーズを再着用する。散漫な動きが放馬の原因。サイズに関してはギリギリまで検討する方向だが、最善手を選択して大一番に臨む。
「当時は自分から進んでいく感じがなかったので着けました。今回は、乗り手の指示に集中させるためです。精神面が矯正されればいいですね」と森助手も効果に寄せる期待は大きい。全兄は国内外でG1・6勝をマークした
モーリス。G1昇格元年、JRA年間G1・7勝を狙うM・デムーロの導きで、弟も歴史に名を刻みたい。
提供:デイリースポーツ