<東京パラリンピック:馬術>◇個人規定◇グレード4◇26日◇馬事公苑
初出場の元JRA騎手の高嶋活士(28=ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)は得点率65・951%の15人中14位に終わり、目標の入賞(8位以内)には届かなかった。
高嶋と一問一答
-演技を振り返ると
高嶋 よい緊張感、いい状態で臨めた。(歩度の)詰め伸ばしもよくできたし、経路もしっかり回って。最後の最後に馬が伸びてしまった。
-馬の調子、性格は
高嶋 調子はトレーナーさんがいい状態を保ってくれて、性格は臆病で。でもそんな素振りもみせずよい馬だった。
-最後の馬への言葉は
高嶋 派手な大きなミスもなく、「暑い中よくやってくれた」と。
-この場に立った思いは
高嶋 競馬の時では味わえない世界を味わえて、本当によかった。
-14位をどう受け止める
高嶋 もう少し、70%に近いところを取りたかったけど、途中のミスもあり、まあこんなもんかなという感じ。
-パリ大会へ
高嶋 後ろ足で回す動作が苦手なので、そこを直していきたい。
-明後日の団体へ
高嶋 チームはどうだろう。みんなやる気満々だけど、どうだろう。そんなにまだ話してないので分からないけど。日本として頑張りたい。
◆高嶋活士(たかしま・かつじ)1992年(平4)12月2日、千葉県市原市生まれ。JRA競馬学校騎手課程27期生として11年に美浦・柴崎勇厩舎所属でデビュー。JRA通算244戦0勝(うち障害39戦)、2着6回が最高。15年9月の現役引退直後から馬場馬術でパラリンピックを目指す。16年に現在の練習拠点、埼玉県深谷市にある乗馬クラブのドレッサージュ・ステーブル・テルイに移った。同クラブの照井慎一代表は、リオデジャネイロ五輪日本代表馬術監督を務め、そのスペシャリストから直接指導を受けてきた。17年に日本オリンピック委員会(JOC)の就職支援プログラムを活用してコカ・コーラボトラーズジャパンに入社。JRA競馬学校の同期には嶋田、杉原、藤懸、森一、横山和騎手らがいる。家族はなおみ夫人と2女。
- ネタ元のURL
- https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202108260001126&year=2021&month=8&day=26