今年で市制施行20年を迎える滋賀県栗東市が、日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター(同市御園)ゆかりの名馬をあしらった「馬カード」を発行する。
10月3日に行われる記念式典で配布する他、12月から実施予定のプレミアム付き商品券事業と連携し、市内約300の登録店舗で500円以上の買い物をした場合にもプレゼントする。
同市は、競走馬に関連したオリジナルグッズをふるさと納税の返礼品にするなど「馬のまち栗東」としてPRしている。カードは表面にレース中の写真、裏面に血統や勝利レースなどのデータを記載。カードを入れた封筒にあるQRコードから、ふるさと納税の紹介ページなどにリンクし、更なる寄付額のアップを図る。
カードに選ばれた名馬はいずれもG1勝利を果たした、ジャングルポケット▽ディープインパクト▽ウオッカ▽アドマイヤムーン▽オルフェーヴル▽ジェンティルドンナ▽エイシンフラッシュ▽キズナ▽ロードカナロア▽キタサンブラック――の10頭。発行枚数は計27万3000枚。
野村昌弘市長は「思い出の名馬とともに、栗東の街に興味を持ってもらいたい」と呼びかけている。【礒野健一】
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