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ロンシャン競馬場の馬場整備

  • 2021年09月10日(金) 02時50分
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凱旋門賞に向けたロンシャン競馬場の馬場整備に関するお知らせ(フランス)[開催・運営]

フランスギャロは第100回凱旋門賞(G1)が開催される10月3日(日)まで、パリロンシャン競馬場のコースの内側に傷んでいない区域を確保することを決定しました。

 7月14日の開催日以降、コース全体の内側から6mまでの帯状の区域が保護されており、凱旋門賞開催日(10月3日)まで使用されません。

 さらに今年初めて、最後の直線の入口からゴール板までの全長600mの範囲の内柵をさらに6m動かして12mの地点まで傷んでいない区域を確保しています。この区域は7月中旬から使用されておらず、凱旋門賞ウィークエンドの日曜日まで保護される予定です。

 その目的は、大雨が降っても浸透性を改善できるように、密度が高くてムラがなく水はけの良い最良の芝で覆われたコースを凱旋門賞当日に提供することにあります。

 パリロンシャン競馬場の馬場整備チームは、夏のシーズンオフ期間の7月末に、コース全体の芝の密度を高めるためにオーバーシードを行いました。さらに、特に最後の直線の内側12mの帯状区域で、9月の開催で使用されるコースではできない以下の機械を用いた作業が実施されます。

・ バーチドレインをかける作業:馬場を緩めて空気を入れて根を張らせ、馬場を平らにし、大雨の際には水はけと浸透を促すことを目的としています。

・ ブレードエアレーターを用いた土のエアレーション:土への酸素供給を促進し、根を張りめぐらせることと芝の成長を促進することを目的としています。

 10月2日(土)には内柵は内側から17mの位置に置かれますが、10月3日(日)には内柵はゼロ地点に戻されます。凱旋門賞トライアルでは内柵から12mの位置に置かれます。

 また凱旋門賞ウィークエンドでは、土曜日の夕方から日曜日の朝にかけて天気予報に応じて、芝の高さが10cmになるように刈り取られます。

 オープンストレッチは10月3日(日)の開催でのみ設置されます。凱旋門賞トライアル開催はオープンストレッチなしで施行されます。
ネタ元のURL
https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2021/33/3.html

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