GIを目指す面々が続々と栗東トレセンに戻ってきていますね。26日にはニュースでお伝えしたとおり、
ワグネリアンが戻ってきました。小柄な馬体は相変わらずですが、飄々とした様子で小気味よく歩いていました。友道師は「
共同通信杯も考えたけれど、この東京開催は降雪が影響する可能性もある」という理由で
弥生賞を次のレースに選びました。再来月の中山で、あのいかにも
ディープインパクトの血を感じさせる走りがみられるかと思うとワクワクします。
ワグネリアンより少し前、1月18日には
ヴィブロスが栗東トレセンに戻ってきています。こちらは昨年と同じく
中山記念に出走を予定しています。
担当の安田助手によれば「成長していますよ」とのこと。
馬の成長は当然個体差があります。4歳で成長が止まる馬もいれば、5歳になっても成長を感じさせる馬もいます。
ヴィブロスをはじめとしたこの血統は後者のようですね。
「少し背も伸びていますね。骨格が大きくなった感じです」(安田助手)
馬体重は現在450〜60キロ。これから無駄肉が取れていくのでしょうね。
「これから調教を重ねていけば、代謝も上がって自然と体重も落ちていくでしょう。最終的に以前より少し増えた440キロ台になるのか、以前と同じ30キロ台なのか。そのあたりはまだわからないですが、
ヴィブロスは自分で体をつくるタイプです。自然とベストな数字が浮かび上がると思いますよ」
(取材・文:花岡貴子)