「
フェブラリーS・G1」(18日、東京)
昨年度の
最優秀ダートホースに輝いた
ゴールドドリームが、レース史上2頭目の連覇を目指す。前走のチャンピオンズC制覇後は、滋賀県のノーザン
ファームしがらきに放牧。1月中旬に帰厩し、丹念に乗り込んできた。昨年と同じ臨戦過程で臨む大一番。平田師は「思った通りの形で来ている。もともと
パワーも十分だったけど、体がまた大きくなってさらに成長している」と手応えは十分だ。
7日の1週前追い切りでも、圧巻の動きを披露した。栗東坂路で単走だったが、ブレのないシャープな走りで、4F51秒1-37秒2-12秒1の好時計を刻んだ。騎乗した堀部助手は「言うことないね。1週前なんでしっかりやったけど、追ってからの反応もいいし、乗りやすかった。牧場からも、いい状態で帰してもらっているしね。予定通り。当週にやれば、態勢は整うと思う」と歯切れがいい。
府中は昨年の当レース制覇を含め・3・1・0・0と最も得意な舞台だ。師も「東京ならさらに不安はなくなる」と自信を持っている。既に届いたドバイワールドC・UAE・G1(3月31日・UAEメイダン)の招待を受諾するかは、今回のレースを見て決める方針。昨年、最下位14着に敗れた一戦でリベンジを-。JRAダートG1・3連勝を決め、再び世界への扉を開く。
提供:デイリースポーツ