7日、
オーストラリアの
ロイヤルランドウィック競馬場で行われたT.J.スミスステークス(G1・芝1200m・1着賞金145万豪ドル=約1.2億円)は、道中4番手集団の外から競馬を進めたトラピーズアーティスト(牡3、T.
アングランド騎手)が、逃げた1番人気レッドゼル(セン5、K.マカヴォイ騎手)をラスト100mで差し切り優勝。
スニッツェル産駒同士の対決を制し、昨年の
ゴールデンローズ以来となるG1・2勝目を挙げた。
このレースには日本から移籍した
ブレイブスマッシュ(牡5、C.ウィ
リアムズ騎手)も出走。道中は馬群の内で脚をため、直線では馬群から抜け出し3番手まで進出するところも見せたが、ゴール前での伸びを欠いて7着に敗れた。
ブレイブスマッシュは父
トーセンファントム、
母トーセンスマッシュ(
その父トウカイテイオー)という血統。2017年に美浦の
小笠倫弘厩舎から豪州のD.ウィアー厩舎に移籍し、2走前のフューチュリティステークスで豪G1初制覇。前走のニューマーケットハンデも2着と好走が続いていたが、今回は残念ながら実力発揮とはならなかった。