20年1月の中山競馬での落馬事故で休養していた大塚海渡(21=美浦・フリー)が美浦トレセンでの調教騎乗を再開し、実戦復帰に向けてリハビリを続けている。
落馬での戦線離脱からもうすぐ2年。やや大人びた顔つきとなった大塚は21日朝も複数頭の調教に騎乗。「お医者さんの方からトレセン内での調教への騎乗に許可が出て、実際に乗り始めたのは先週土曜(13日)からです。リハビリも兼ねてなので少しずつ時間をかけて、楽しく馬に乗ることを心がけています」と現状を語った。
ファンにとっては競馬場で姿を見られる日が待ち遠しいが、さすがにブランクも長かったため、「体もそうですが、まだ自信を持って乗れるような段階ではないので。徐々に時間をかけて感覚を取り戻していきたい。競馬で騎乗するのもその後の話で、まだ全くの未定ですね」。焦らずじっくりと調整していくようだ。
「これからもまた頑張りますので、よろしくお願いします!」
実戦復帰はまだ見えてこないが、トレセンでの調教騎乗で大きな一歩を踏み出した。
なお、同騎手が元所属厩舎の木村哲也調教師(49)にパワハラ被害を受けたとして損害賠償を求めた民事訴訟に関しては、10月8日に水戸地裁土浦支部(茨城県)で双方の和解が成立している。
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