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種牡馬ダンシリが引退 トップサイヤーとして20頭のG1勝ち馬を輩出

  • 2018年04月23日(月) 11時30分
 ヨーロッパのトップサイヤー・ダンシリ(22歳)が、受胎率の低下のため、種牡馬を引退することになった。同馬を繋養していた英国ニューマーケット近郊のバンステッドマナースタッドから、発表があったものだ。

 カリッド・アブドゥーラ殿下のジャドモントによる自家生産馬ダンシリは、仏国のA・ファーブル厩舎からデビュー。G2ミュゲ賞(芝1600m)など3重賞を制した他、G1仏二千ギニー(芝1600m)2着、G1サセックスS(芝8F)2着、G1フォレ賞(芝1400m)2着など、G1での入着を7度重ねるも、G1制覇には手が届かなかった。

 2001年にバンステッドマナースタッドで種牡馬入りすると、2年目の産駒からG1凱旋門賞(芝2400m)勝ち馬レイルリンクが出現。これを皮切りに、G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝12F)勝ち馬で、現在日本で種牡馬として成功しているハービンジャー、G1・5勝のフリントシャー、G1・4勝のザフーグやプロヴァイゾーなど、現在まで20頭のG1勝ち馬を送り出している。

 種牡馬ランキングでは2010年の2位が最高位で、通算7回にわたってトップ10入りを果した。

 今後は、バンステッドマナースタッドで余生を過ごす予定だ。

(文:合田直弘)

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