日本時間4月29日(日)に香港シャティン競馬場において行われる、国際GIレース・クイーンエリザベス2世C(芝2000m)。今年は
チャンピオンズマイル、チェアマンズス
プリントとともに香港チャンピオンズデーの一環として開催され、日本からは
アルアインと
ダンビュライトが出走を予定している。過去には
エイシンプレストン、
ルーラーシップ、
ネオリアリズムが優勝しており、今年も日本馬の優勝に期待が高まるところだ。
そこで、香港競馬に太いパイプを持つ美人競馬
タレントのゾーイ・シャムさん、レーシングエディターのイアン・シャムさんという香港競馬に精通している2人に、今年のクイーンエリザベス2世Cを占ってもらった。
「馬主であれば、誰もが夢を見るダービー馬の称号。今年、その座を手に入れた
ピンハイスターがレースの中心となるでしょう。放たれた矢の如く、直線で鋭い差し脚を繰り出して先頭に躍り出るのがこの馬の醍醐味。レース後には、香港ダービーで与えられた国際レイティング115という数字が間違いではなかったことを証明してくれるはず」
と語るのはゾーイさん。美人
タレント注目の香港ダービー馬には要注意だ。
そして日本馬2頭の勝算については、レーシングエディターのイアンさんが次のような見解を示してくれた。
「2001年に国際GIに格付けされてから、このレースで勝利を収めたのは
エイシンプレストン、
ルーラーシップ、そして
ネオリアリズムの3頭。そのうち、
ルーラーシップ、
ネオリアリズムは日本国内ではGI勝利がなかった馬たちだ。だとすれば、同じ距離の
皐月賞で勝利を収めている
アルアインを外すことはできないだろう」
日本馬では、
アルアインを警戒しているようだ。今年のクイーンエリザベス2世Cの行方は果たして? 発走は、日本時間4月29日(日)17時40分。天皇賞(春)後の一戦に要注目だ。