5日、イギリスのニューマーケット競馬場でクラシック第1冠目の英2000ギニー(G1・芝1600m)が行われ、D.オブライエン騎手騎乗、ノーザン
ファーム生まれの
ディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が中団追走から鋭く抜け出し、後続の追撃も抑え1.1/2馬身差で勝利、無傷4連勝でG1・2勝目、日本産馬初の英国クラシック制覇の偉業を達成した。勝ちタイムは1:36.55(稍重)。
2着はD.プ
ロバート騎手騎乗の
ティップトゥーウィン、3着はW.ビュイック騎手騎乗の1番人気マサー。人気の一角だったS.ヘ
ファーナン騎手騎乗の
グスタフクリムトは6着だった。
サクソンウォリアーは
父ディープインパクト、母は欧州2歳牝馬チャンピオンのメイビー、
その父Galileoという血統。2歳時に無敗の3連勝でG1・レーシングポストTを制し、このレースが今年初戦だった。今後はブックメーカー各社が同馬を1番人気としている、6月2日に
エプソム競馬場で行われる英ダービー(G1・芝2400m)に向かう見通しで、大きな注目が集まる。