現地時間5日、アメリカの
チャーチルダウンズ競馬場で行われたターフクラシックS(G1・芝1800m・1着賞金29.76万ドル=約3247万円)は、道中4番手から進んだ
ヨシダ(牡4、J.オルティス騎手)が最後の直線に向いて先頭に立つと、そのまま後続を押し切って優勝。勝ちタイムは重馬場で1分54秒64。
3/4馬身差の2着にG1・3勝馬で、前走ブリーターズCターフ2着の
ビーチパトロール(牡5、J.ロザリオ騎手)。さらに3馬身差の3着には重賞連勝中だったシンクロニー(牡5、J.ブラボ騎手)が入った。
ヨシダは
父ハーツクライ、
母ヒルダズパッション(
その父Canadian Frontier)という血統。日本のノーザン
ファームの生産馬で、半兄
ジークカイザーや半弟
ヴェルテアシャフトは日本で競走生活を送っている。
2015年のセレクトセールでアメリカの
ウィンスター
ファームに1億152万円(税込)で落札され、同国のW.モット厩舎に入厩。昨年10月に行われた前走のヒル
プリンスS(G3)で重賞初制覇を果たしていたが、今回はそれに続いてのG1初制覇を達成した。通算成績は8戦4勝。
ヨシダはこの後、登録を済ませている6月19日のクイーンアンS(英G1・芝1600m)への出走も視野に入れている。