先々週までは2歳馬のゲート試験合格も少ない頭数だったが、先週からその頭数が一気に増えてきた。その馬名には、先週の別ニュースでも取り上げられていた母シーザリオのサートゥルナーリア(父ロードカナロア、栗東・角居勝彦厩舎)といったPOGで注目を集めそうな良血もいる。
5月3日に合格したビスタストリカ(栗東・斉藤崇史厩舎)は近親に小倉2歳S、ファンタジーSを勝ったアルーリングボイス(父フレンチデピュティ)がいる血統。本馬について「牧場での評判通り、能力の高さを感じさせる馬。ただ慎重に扱っていった方がいいタイプだと思いますし、ここでひと息入れます。リフレッシュ放牧なので、阪神開催の最後か中京開催あたりでのデビューを視野に入れていきます」と斉藤崇史調教師。
なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬(再審査除く)は以下の通り。
(取材・文:井内利彰)...