13日、東京競馬場で行われた
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、中団の前でレースを進めた
幸英明騎手騎乗の8番人気
ジュールポレール(牝5、栗東・
西園正都厩舎)が、好位追走から直線で一旦は抜け出した7番人気
レッドアヴァンセ(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)を捕らえ、さらに外から襲いかかってきた1番人気
リスグラシュー(牝4、栗東・
矢作芳人厩舎)の追撃も凌いで優勝した。勝ちタイムは1分32秒3(稍重)。
2着はハナ差で
リスグラシュー、3着はさらにクビ差で
レッドアヴァンセとなった。なお、3番人気
アエロリット(牝4、美浦・
菊沢隆徳厩舎)は4着、2番人気
アドマイヤリード(牝5、栗東・
須貝尚介厩舎)は8着に終わった。
勝った
ジュールポレールは、
父ディープインパクト、
母サマーナイトシティ、
その父エリシオという血統。昨年は7番人気で3着に入り、今年も8番人気とあまり支持されていなかったが、見事に接戦を制し初のGIタイトルを手にした。
【
幸英明騎手のコメント】
外からユタカさんの馬が来ていたので、勝ったかどうかわかりませんでした。
JRAの方から勝っていますと伝えていただいて、それでやっとわかりました。
(道中は)もうちょっと前に行く予定だったので、想定より1列ほど後ろになったと思います。(直線は)前がしぶとかったですし、交わしたと思ったら外から来たので最後は必死でした。