「
オークス・G1」(20日、東京)
例年、
桜花賞組が好成績を収める一戦。18年はど派手な末脚で1冠目を手にした
アーモンドアイと、2着に入った最優秀2歳牝馬の
ラッキーライラックによる2強ムードが漂う。ただ、ほかにも侮れない馬は多い。条件変わりで逆転を狙うのが3着
リリーノーブル、4着
トーセンブレス、5着
マウレアの
桜花賞上位組。樫の女王の座へ、着々と逆転のシナリオを描いている。
姉の雪辱を誓う。
桜花賞5着の
マウレアは、
チューリップ賞2着後から続いた1カ月半の栗東滞在を終えた。平塚助手は「順調。美浦に帰ってきて、カイバ食いが少し落ちたみたいだけど、それも戻っている。体は変わりないよ」とうなずく。13年
桜花賞を制した全姉
アユサンは、
オークスで4着に敗退。それについても「体形は姉に似ているが、こちらは折り合いが付くので距離に融通が利く。府中の二四は合う」と妹は舞台変わりで躍進を狙う。
提供:デイリースポーツ