現地時間19日、アメリカのピムリコ競馬場で行われた米三冠レースの二冠目、
プリークネスS(G1・ダ1900m・1着賞金90万ドル=約9900万円)は、グッドマジックと併せて先頭でレースを進めたM.スミス騎手騎乗の
ジャスティファイ(牡3、米・B.バ
ファート厩舎)が抜け出し、ゴール前の接戦も制して優勝。一冠目のケンタッキー・ダービー同様ぬかるんだ不良馬場で行われ、勝ちタイムは1:55.93。
2着にはL.
サエス騎手騎乗のブ
ラヴァーゾ(米・D.
ルーカス厩舎)、3着にはR.サンタナJr.騎手騎乗の
テンフォールド(米・S.アスムッセン厩舎)が入った。
勝った
ジャスティファイは
父Scat Daddy、
母Stage Magic、
その父Ghostzapperという血統。今年2月にデビューし、4戦目のケンタッキー・ダービーでは、1882年のアポロ以来136年ぶりの3歳デビュー馬による制覇を果たしていた。
プリークネスSの勝利により5戦5勝で無敗の二冠馬となり、1977年シアトルスルー以来史上2頭目の無敗米三冠達成がかかる来月9日の
ベルモントSに注目が集まる。