20日、東京競馬場で行われた
オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団の前でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
アーモンドアイ(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で外から難なく突き抜け、3番手追走から脚を伸ばした4番人気
リリーノーブル(牝3、栗東・
藤岡健一厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒8(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に2番人気
ラッキーライラック(牝3、栗東・
松永幹夫厩舎)が入った。なお、3番人気
サトノワルキューレ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)は6着に終わった。
勝った
アーモンドアイは、父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ、
その父サンデーサイレンスという血統。2走前の
シンザン記念では牡馬を圧倒し、前走の
桜花賞ではケタ違いの末脚でレースレコードをマーク。断然の人気に支持されたここでも全く危なげのない競馬で完勝し、牝馬クラシック2冠を達成した。
本日が39歳の誕生日だった
C.ルメール騎手は、昨年の
ソウルスターリングに続く
オークス連覇。
国枝栄調教師は牝馬3冠を達成した
アパパネ以来、8年ぶりの
オークス優勝となった。
【
C.ルメール騎手のコメント】
2年連続で勝てて本当に嬉しいです。スタート前は馬が少し
テンションを上げていましたが、速く出て良いポジションをすぐに取れました。そのあとは
リラックスしていて、直線でもこの馬らしい良い脚を使ってくれました。距離も問題なかったです。