東京11Rの第79回
オークス(GI、3歳牝馬、芝2400m)は1番人気
アーモンドアイ(
C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分23秒8(良)。2馬身差2着に4番人気
リリーノーブル、さらに1馬身3/4差で3着に2番人気
ラッキーライラックが入った。
アーモンドアイは美浦・
国枝栄厩舎の3歳牝馬で、父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は5戦4勝。
〜レース後のコメント〜
1着
アーモンドアイ(
ルメール騎手)
「勝つ自信がありました。完璧なレースでしたね。今日は
テンションが高かったので、スタートして良いポジションを取りました。それからは
リラックスして走って、直線に向いてから加速してくれました。2400mも問題なかったです。秋は3冠がかかりますが、2000mでも大丈夫そうです。海外遠征の可能性については、ポテンシャルが高く、特別な馬なので海外でもいけると思います。(お誕生日おめでとうございます、と言われて、メルシーと嬉しそうでした)」
(
国枝栄調教師)
「最初にあの位置取りを見た時にはビックリしましたし、心配にもなりましたが、すぐに安心しました。レースは落ち着いて安心して見ていられましたが、とにかくホッとしました。この後は、秋に
秋華賞で3冠を目指します。調教を積む中でこれはモノが違うと思いました。いい形でここまで来ていますから、この後も順調にいけるよう、やっていきたいと思います」
2着
リリーノーブル(川田騎手)
「レース前から話していた通り、今日は本当に馬の状態が良かったです。レースでは枠を生かしてスムーズな競馬が出来ました。最後までよく伸びていますが、勝った馬が強かったです」
3着
ラッキーライラック(
石橋脩騎手)
「スタートはいつも通りに出てくれたので、道中は折り合いだけ専念してうまく運べました。4コーナーで後ろを見た時にすぐ後ろに(勝ち馬
アーモンドアイの)
シャドーロールが見えたので、もうそこにいるのかという感じでした。直線では馬場のいいところに持っていってよく頑張りましたが、勝ち馬には敵いませんでした」
5着
マウレア(
武豊騎手)
「前に
アーモンドアイを見ながら、食らいついて行こうと思っていましたが、届きませんでした。最後まで頑張っていますが、距離が長いかもしれません」
6着
サトノワルキューレ(角居勝彦調教師)
「これまで強い相手と戦ってこなかったことが敗因かもしれません。時計が敗因ではないと思います。次走は休みを挟んでから考えます。
凱旋門賞は使いません」
9着
オールフォーラヴ(和田騎手)
「初めての輸送ということもあり、イレ込んでいました。ある程度ポジションを取りに行きたかったのですが、取れませんでした。最後まで止まっていないので、距離は大丈夫だと思います」
13着
カンタービレ(田辺騎手)
「初めての大舞台でも
テンションはそこまで上がらず、折り合いがついてリズム良く行けました。いい感じでは行けましたが、止まってしまったのは距離の影響かもしれません」
ラジオNIKKEI