5月5日にイギリスのニューマーケット競馬場で行われたクラシック第1冠目の英2000ギニーを制し、日本産馬初の英国クラシック制覇の偉業を達成した
ディープインパクト産駒の
サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)。6月2日に
エプソム競馬場で行われる英ダービー(G1・芝2400m)ではブックメーカー各社が断然の1番人気のオッズに設定している。英ダービーの出走馬は14頭となり、
サクソンウォリアーを管理するオブライエン師は7頭を送り込む。
27日、東京競馬場で行われた
日本ダービー(GI・芝2400m)でも
ディープインパクト産駒の
ワグネリアン(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が勝利しており、
サクソンウォリアーが勝利すればそれだけでも偉業ではあるが、
ディープインパクト産駒が日英でダービー制覇という大偉業の達成となる。
さらに、仏ダービー前哨戦・グレフュール賞で圧勝した
ディープインパクト産駒・
スタディオブマンは英ダービーには出走せず、翌日の仏ダービーにノミネート。こちらも当然有力候補の1頭であり、日英のみならず、日英仏ダービーを
ディープインパクト産駒が制するという可能性も決して低くない。