「新馬戦」(6月3日、東京)
すっかり定番となった6月東京開催の新馬戦。毎年出走馬のレベルが上がり、素質馬がエントリーしているが、18年も将来を有望視されている器がデビューする。
6月3日東京5R(芝1600メートル)で初陣を迎える
グランアレグリア(牝、美浦・藤沢和)は
ディープインパクト産駒。
母タピッツフライは12年
ファーストレイディS、同年ジャストアゲイムSと米国G1・2勝をマークしている。「母親の血統がいいからね。楽しみだよ」と藤沢和師はうなずく。
3月30日に美浦へ入厩。それから、ここを目標にじっくり仕上げてきた。師は「入厩当初は気性のきつさが見られたものの、今は穏やかになっている」と成長を口にする。学習能力が高く、環境に適応する順応性がある。
27日は美浦坂路で追われ4F55秒9-40秒9-12秒6を記録。追うごとに動きは素軽くなっている。「ここまで順調だし、走りもいい。頑張ってもらわないとな」と力を込める。まずは初戦を突破し、その先にある高みを目指す。
提供:デイリースポーツ