先週からスタートしたメイクデビュー。手前味噌になるが、阪神競馬場で勝ち上がった2頭はいずれも当欄で紹介した馬。やはりデビュー前から追い切りで目立った動きを見せていると、そのスピードが実戦でも勝因のひとつになっていることは間違いない。
芝1600mを勝ち上がったジャミールフエルテ(栗東・大久保龍志厩舎)は最終追い切りで前が壁になるようなシーンがあったが、それでも怯むこともなく、引っかかるわけでもなく、平然とゴールしていた。実戦でも馬群で待機して直線で割って出てくるようなシーンがあり、調教でより実戦に近い走りをしていることもデビュー勝ちに必要な調教要素かも知れない。
【6月9日(土) 阪神芝1200m】
◆ヒラソール(牡、父マツリダゴッホ、母ハナイチリン、栗東・加用正厩舎)
祖母の名にオールドファンには懐かしい...