今年の
天皇賞(春)を制し、レース後に故障が判明した
レインボーライン(牡5、栗東・
浅見秀一厩舎)が、現役を引退することがわかった。今後は優駿スタリオン
ステーションで種牡馬入りする予定。なお、
レインボーラインは「右前繋部浅屈腱不全断裂」と診断された。
レインボーラインは
父ステイゴールド、
母レーゲンボーゲン、
その父フレンチデピュティ。半姉に2010年の
ローズSを制した
アニメイトバイオがいる血統。通算成績は22戦5勝。獲得賞金は4億5046万6000円。
2016年の
NHKマイルCで12番人気3着、同年の
菊花賞で9番人気2着、2017年の
天皇賞(秋)で13番人気3着と、昨年以前からしばしば大舞台での激走を見せていた
レインボーラインだが、今年に入り
阪神大賞典で約2年ぶりの勝利を挙げると、続く
天皇賞(春)も優勝。いよいよ本格化と思われたところで無念の引退となったが、旅の続きは産駒に託される。
なお、
ステイゴールド産駒の現役種牡馬は
オルフェーヴル、
オーシャンブルー、
ゴールドシップ、
ドリームジャーニー、
フェノーメノ、
リヤンドファミユに次いで、7頭目となる見込み。