名古屋競馬ホームページの記事によると、2021年3月から4月にかけて、本来C級格付けである競走馬を、B級と誤って格付けし、編成していたことが明らかになった。該当馬はこの間、4走していずれも大敗しており、本来のクラスで出走できていれば、結果も多少は変わっていたかもしれない。
被害馬は、ナーリー (牡5) で、高知を経て、本年4月18日まで岩手競馬に所属していた。NARのサイトでは、現在笠松所属となっており、おそらく岩手から笠松への転入の際に、格付けのために調査したところ、名古屋における格付け誤りが発覚したのではないだろうか。
笠松競馬の番組編成要綱によれば、東海地区所属馬が他地区に転出後、1年未満で再転入した場合、東海地区在籍のままであったとして賞金を計算するルールがあり、これに沿って計算すると、岩手で1勝2着1回の賞金を加算しても、元のB級格付けになりえないことで、1年前のミスが明らかになったものと思われる。
地方競馬の賞金算定、格付けルールはきわめて複雑であるが、競走馬がその馬に見合った格で出走できるよう、主催者の業務プロセス改善が求められる。
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本当はC級なのに、B級に格付けして走らせていた主催者がいるんですよ〜
ナーリー、やっちまったなぁ!
やっちまったのは愛知県競馬組合だが。それが言いたかったがための記事である。
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