昨年の
朝日杯FS(GI・芝1600m)、今年の弥生賞(GII・芝2000m)を含めてデビューから4連勝を重ね、
日本ダービー(GI・芝2400m)では一番人気に支持されながらも6着に敗れた
ダノンプレミアム(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)が、放牧中のケイアイ
ファーム(北海道)で秋競馬に向けて始動したことを中内田師が明らかにした。
「春の疲れ、そして蹄の状態も良くなったので秋競馬に向けて調整を始めました。順調です」
復帰への具体的な予定はまだ未定だが、
菊花賞には向かわないとのことだ。
「あくまでも
ダノンプレミアムの体調を最優先して、調整を進めていきます。その中で
天皇賞(秋)に万全の状態で出走できるようならば、走る可能性はあると思います。
菊花賞は考えていません。この秋の復帰後の最大目標は特に定めず、あくまでも馬がいいコンディションで走ることを第一に考えていく予定です」
(取材・文:花岡貴子)