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【凱旋門賞】キングジョージ制したポエッツワードのオッズが浮上、ディープ産駒2騎も上位

  • 2018年07月30日(月) 12時13分
 28日、イギリスのアスコット競馬場で行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1・芝2400m)を終え、10月7日にパリ・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1・芝2400m)のブックメーカー各社の前売りオッズにも変化が出ている。

 ポエッツワード(牡5、英・M.スタウト厩舎)が前走のプリンスオブウェールズS(G1・芝2000m)で、凱旋門賞でも人気のクラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)を破ったことに続き、今回キングジョージも制したことで現在は2番人気クラックスマン(7倍前後)に近づくところまで評価が上がった。また、キングジョージで同馬とマッチレースを演じたクリスタルオーシャン(牡4、英・M.スタウト厩舎)もそれに続く評価となっている。

 1番人気となっているのは昨年の凱旋門賞馬・エネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)。脚部不安による調整・復帰の遅れがあったが、まもなく復帰戦が決定する見通しで、現在は5倍ほどのオッズとなっている。

 これら古馬勢に続くのがジョッケクルブ賞(仏ダービー・G1・芝2100m)を制したディープインパクト産駒スタディオブマン(牡3、仏・P.バリー厩舎)、愛オークス(G1・芝2400m)を優勝したシーザスターズの娘シーオブクラス(牝3、英・W.ハガス厩舎)、そして英2000ギニー(G1・芝1600m)を制したディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)の3歳勢で、概ね上記の順番で10〜16倍ほどの範囲に収まっている。

 なお、日本から参戦予定のクリンチャー(牡4、栗東・宮本博厩舎)は、発売対象としているブックメーカー自体がまだ多くはないが、33倍ほどに設定されている。

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