☆12日(日曜日)新潟競馬場で行われる第53回
関屋記念(GIII)に出走を予定している
リライアブルエース(牡5、矢作)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◎
リライアブルエースについて、安藤貴英調教助手
・(前走の
中京記念は)馬場の悪い内枠に入ってしまったので少しのめりながらのレースでした。でも騎手がうまく外に切り替えてくれました。最後は勝ち馬の後ろについて流れに乗ってよく3着に来てくれたという印象です。
・その後は、これだけ暑い日が続いていますので、まずレースのダメージと暑さに負けていないかという確認をしました。一週間して問題ないということが確認できましたので(当初の予定の)
関屋記念にいけるという印象を持ちました。
・馬体に張りもありますし内臓面に疲れも見られませんからこの暑い中、順調に調整が出来たと思います。
・一週前にしっかりと負荷をかけましたから今週は輸送も考えて軽く流すという感じではありましたけど折り合いよく最後の1ハロンを伸ばすいいイメージの調教ができたのかなと思います。
・左回りをずっと走っているせいかその点に関して何の不安もありません。新潟の外回りはスローペースになるイメージですが騎手が今の感じなら折り合いもつくのではないかと話してくれたので最後の一脚にかける競馬ができるのではないかと思います。
・2歳時から期待の高かった馬で年齢を重ねるごとにここまでくることが出来ました。2走続けてレコード決着の中、差の無いレースをしてくれています。今回は別定戦ではありますが力を発揮してくれたらいい勝負になるのではないかと思います。
・以前は若い気性面を出すところがありましたが特にこの夏、厩舎にいる時はだいぶ古馬の雰囲気を出すところが出てきました。それが体調の安定に繋がっているのかも知れません。今ちょうど成長の過程を踏んでいることを実感しています。
・この馬の決め脚はオープンでもひけをとりませんから、それを生かす展開になればいいですね。若いうちは力を発揮できずレース内容も物足りないところがありましたがやっと力をつけてきて大きな舞台で戦えるようになってきました。ここでなんとかタイトルを取りたいですね。
〔取材:檜川彰人〕
ラジオNIKKEI