「
エルムS・G3」(12日、札幌)
勢いは十分だ。JRAでの重賞初勝利を目指す
ミツバが8日、絶好の動きを披露した。
札幌ダートで僚馬
マイラティーシャ(3歳未勝利)を目標にスタート。しかし、役者が違っていた。アッと言う間にかわし去ると、あとは独り旅。併せ馬にはならなかったが、ラスト1Fは11秒9の切れ味だった。
動きを見届けた加用師は「追い掛ける格好で、しまいだけ気合を入れた。時計(5F67秒5)はテンが遅かったからこれぐらい。あとは鞍上(松山)に任せるだけ。この馬のことは分かっているし、一生懸命に乗ってくれる騎手だからね」と笑顔を見せた。
前走の
マーキュリーC(盛岡)で連覇を達成したが、いまだJRAでのタイトルに届いていない。「スピードのある馬がそろった。中団をすんなり追走して、直線一気を狙いたいね。チャンスはあるはず」と虎視たんたんの様子だ。
提供:デイリースポーツ