22日にイギリスのヨーク競馬場で行われた、欧州中距離路線の重要レースである
英インターナショナルS(G1・芝2050m・8頭)は、中団で進めた
O.マーフィー騎手騎乗の
ロアリングライオン(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)が直線で抜け出し、最後はJ.ドイル騎手騎乗の1番人気
ポエッツワード(牡5、英・M.
スタウト厩舎)に3.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは良馬場で2:07.70。
2着は
プリンスオブウェールズS(G1・芝2000m)、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(G1・芝2400m)と古馬戦線の重要レース3連勝を狙った
ポエッツワード。3着は1/2馬身差でメンバー中唯一G1タイトルがなく追加登録で出走したF.
ベリー騎手騎乗の最低人気
サンダリングブルー(セ5、英・D.メニュイジエ厩舎)が健闘した。日本産
ディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は後方から進め、内から伸びかけたが
サンダリングブルーから1.1/4馬身差の4着となった。
ロアリングライオンは、父
Kitten's Joy、
母Vionnet、
その父Street Senseという血統。前走の
エクリプスS(G1・芝2000m)で
サクソンウォリアーや古馬勢を破りG1タイトルを獲得。そして今回、超豪華メンバーが集まり欧州の中距離路線の頂上決戦ともいえるレースとなった
英インターナショナルSを完勝し頂点に立った。G1は2勝目。通算成績は10戦6勝。