いよいよ今週で夏競馬のメイクデビューは終了。来週からは中山、阪神開催の秋競馬がスタートする。秋のG1に向けて、3歳以上の有力馬が続々と栗東へ帰厩しているが、春や夏前にゲート試験に合格して、秋のデビューに備えていた注目の2歳馬たちも帰厩している。
オークス、秋華賞を制したミッキークイーン(父ディープインパクト)の半妹、オルフェーヴル産駒のオーロトラジェ(栗東・池江泰寿厩舎)や母系に昨年の日本ダービー3着だったアドミラブル(父ディープインパクト)がいるディープインパクト産駒のフランクリン(栗東・音無秀孝厩舎)など、POGでも上位指名されている良血だけに今後の動向が気になるところ。
【9月1日(土) 小倉芝1200m】
◆ジョーカリン(牝、父アルデバランII、母ジョーアカリン、栗東・中竹和也厩舎)
母系には小倉大賞典など重賞3勝のジョービッグバン(父サンデーサイレンス)いる血統で、日本で活躍する父産駒にはシルクロードSを連覇したダンスディレクターや芝1200m以下の距離で5勝を挙げているレジーナフォルテなどがいる。
8月22日の坂路では新馬を追いかけて、馬なりで同入のゴール。時計は4F54.9秒と遅い数字になったが「これが初めての追い切りのようなもの。それを思えば、しっかり動けていると思いますし、やれば時計は詰まってくると思います」と中竹和也調教師。ゲートからのラップでは...