2日、金沢競馬場で行われた第53回サラブレッド大賞典(3歳・ダ2000m・1着賞金250万円)は、スタート一息も、1周目スタンド前で一気にハナを奪った中島龍也騎手騎乗の4番人気アルファーティハ(牡3、金沢・金田一昌厩舎)が、そのままゴールまで粘り切り、直線外から猛然と追い上げた8番人気ハーキマーダイヤ(牝3、金沢・金田一昌厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒8(重)。

　さらに1馬身差の3着に5番人気エムザックヒーロー(牡3、金沢・加藤和義厩舎)が入った。なお、2番人気ノブイチ(牡3、金沢・鈴木長次厩舎)は6着、1番人気ペニテンテス(牝3、金沢・高橋優子厩舎)は8着、3番人気サノノツルギ(セ3、金沢・鈴木長次厩舎)は12着に終わった。

　勝ったアルファーティハは、父パイロ、母ハチノヨウニサス、その父War Chantという血統。前走のMRO金賞では9着(3番人気)と惨敗していたが、ここで見事巻き返した。