10日(月曜日)に北米ケンタッキー州のレキシントンでスタートした「キーンランド9月1歳市場」は、13日(木曜日)にブック1を終了。上場された825頭の1歳馬のうち596頭が、総額2億1681万ドルで購買され、平均価格36万3780ドル、中間価格30万ドル、主取率27.8%をマークした。
セールの開催フォーマットが変わったため、一概に前年との比較は行えないが、前年は4日間の
セッションを終えた段階で、681頭が総額1億9664万ドルで購買され、平均価格が28万8759ドル、中間価格が20万、主取り率が32.6%だったことと比較すると、遥かに活発なマーケットが展開されていると言えそうだ。
最高価格馬は、上場番号458番として情報した父ウォーフロントの牡馬。母
ストリーミングがG1
ハリウッドスターレット勝ち馬で、3歳牝馬チャンピオンのラグストゥリッチーズらと同牝系出身の同馬は、240万ドル(約2億7120万円)で
クールモアのM.V.マグナー氏が購買している。
4日間にわたったブック1で、日本人によると見られる購買は、82万5千ドルで購買された上場番号478番の牡馬(父タピット、母はG1クイーンエリザベス2世CC勝ち馬
スイートトーカー)をはじめ、27頭が確認されている。
「キーンランド9月1歳市場」はこの後、9月23日まで開催が予定されている。
(文:合田直弘)