23日、阪神競馬場で行われた
神戸新聞杯(3歳・牡牝・GII・芝2400m)は、道中は中団後方に構えた藤岡康太騎手騎乗の2番人気
ワグネリアン(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が、直線で各馬を差し切り、最後は後方から追い上げてきた3番人気
エタリオウ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒6(良)。
さらにアタマ差の3着に6番人気
メイショウテッコン(牡3、栗東・
高橋義忠厩舎)が入った。なお、1番人気の
皐月賞馬
エポカドーロ(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)はスタートで遅れ、
メイショウテッコンから2.1/2馬身差の4着に終わった。
勝った
ワグネリアンは、
父ディープインパクト、
母ミスアンコール、
その父キングカメハメハという血統。世代の頂点に立った
日本ダービー以来の秋初戦をキッチリと制し、これからの大レースに向け弾みをつけた。また、怪我のため本馬に騎乗できなかった主戦・
福永祐一騎手の代役を見事務めた藤岡康太騎手は、この勝利で
JRA通算500勝を達成した。
ワグネリアン及び2着の
エタリオウ、3着の
メイショウテッコンは10月21日に京都競馬場で行われる
菊花賞の優先出走権を獲得した。