21日、京都競馬場で行われた
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の7番人気
フィエールマン(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)が、直線で馬群の間を抜けて、早め進出から一旦は先頭に立っていた2番人気
エタリオウ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)との叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分6秒1(良)。
今年の
ルメール騎手は今回の勝利で
アーモンドアイでの牝馬三冠、
モズアスコットでの
安田記念に続き、
JRA・GIを5勝。これで年間最多勝記録タイまであと「1」となった。
また、
サウジアラビアRCの
グランアレグリア、
府中牝馬Sの
ディアドラ、
秋華賞の
アーモンドアイ、富士Sの
ロジクライに続き、今月だけで重賞5勝目。10月に唯一勝ちを逃した
毎日王冠でも3番人気の
ステルヴィオで2着。年間での重賞勝利は
菊花賞終了時点で17回。こちらの最多記録は2005年
武豊騎手の23勝。