オーストラリアのブックメーカーTABが、11月6日に行われる
メルボルンC(3歳上・豪G1・ハンデ・芝3200m・1着賞金400万豪ドル)で3番人気に推しているのが、イギリスの
マジックサークル(牡6、英・I.ウィ
リアムズ厩舎)。
現地5月24日にイギリスで行われたヘンリーII世S(英G3・芝3200m)では、2着に6馬身差をつけて重賞初制覇。前々走もクラス2の芝3730mを6馬身差で圧勝している。
ヘンリーII世S以来のレースとなるが、本番で騎乗予定のC.
ブラウン騎手は、「追い切りもよかったし、距離なども含めて勝つための条件はすべてそろっていると思います」とコメント。
まだ底を見せていないイギリスのステイヤーと、2009年にショッキング、昨年はリ
キンドリングで
メルボルンCを優勝している地元の名手とのコンビは不気味な存在だ。
(取材・文:大薮喬介)