アメリカで一大勢力を誇った「種牡馬の父」であるストームキャットが24日、繋養先のオーヴァーブルックファームで死亡した。30歳という大往生であった。
ストームキャットは父ストームバード、母テルリングラという血統で、現役時代は8戦4勝、ヤングアメリカS(GI)に勝利し、他にBCジュヴェナイル2着といった成績だったが、種牡馬入りすると鉄の馬の異名をとったジャイアンツコーズウェイを筆頭に、数々の後継種牡馬を送り出し、ストームキャット系を形成し、全盛期の種付け料は50万ドル(当時のレートで約6000万円)にも達した。
日本ではシーキングザダイヤ、ゲイリーイグリットなど、直仔はダートの短距離で良績をあげている。また、高額馬として有名な、ミスターセキグチもストームキャットの直仔だった。
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