6年ぶりに史上5頭目となる牝馬三冠を達成した
アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝厩舎)が、8日午後3時過ぎに放牧先である福島県のノーザン
ファーム天栄から美浦トレセンに帰厩した。「牧場にも何度か見に行ったけど、特に気になるところもなく、馬体もちょうどいいくらいだね」と馬体や歩様をチェックした国枝師は話した。
秋華賞のレース直後に熱中症のような症状がみられたが、「一過性のもので、冷やして治療をしたら、ひと晩で治った。脚元は何ともない」と師。次戦の
ジャパンC(25日・東京)へ向けての1週前追い切りは15日に、主戦のルメールが騎乗して行われる。
「調教でも動き過ぎるから、あまり追い込まない方がいい。それでも100パーセント以上の状態には持っていけると思う」と、トレーナーは仕上げに自信をのぞかせる。年内はこの
ジャパンCが走り納めとなる予定。12年
ジェンティルドンナ以来となる、3歳牝馬によるJC制覇を目指す。
提供:デイリースポーツ