IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。今回は今年1月1日から11月4日までに行われた世界の主要レースを対象とし、120
ポンド以上の55頭が掲載された。今年最後の中間発表で、今年の年間ランキングは来年1月に発表される予定。
ラン
キングトップは
クラックスマン(英)とウィンクス(豪)の2頭で130
ポンド。前回の中間発表では125
ポンドで7位タイだった
クラックスマンは、英チャンピオンステークスを6馬身差で圧勝しトップタイとなった。昨年の同レースも7馬身差で勝利しているが、今回のレーティングは昨年と同じ評価となる。前回単独トップだったウィンクスは
コックスプレートを勝ってこのレース4連覇の偉業を達成した。同時に連勝も29とし、G1も通算22勝。今年の中間発表は3月の第1回から9回連続でトップとなる。
第3位は
ガンランナー(米)で128
ポンド、第4位タイは
ポエッツワード(英)と
ロアリングライオン(英)で127
ポンド。前回はともに129
ポンドで2位タイだった
ガンランナーと
ポエッツワードは、レーティングが下方修正され、順位も下がった。
ブ
リーダーズカップの出走馬では、クラシックを勝ったアクセラレイト(米)が126
ポンドで第6位タイに、ターフを勝った
エネイブル(英)が125
ポンドで第9位に、ターフ2着の
マジカル(愛)が124
ポンドで新たに第13位タイに、クラシック2着の
ガンナヴェラ(米)とス
プリントを勝った
ロイエイチ(米)が122
ポンドで第21位タイとなっている。
エネイブルのレーティングは前回と同じだが、馬場は「芝」が対象となった。また、
ガンランナーや
ポエッツワード以外にもレーティングの下方修正があり、ランキングも変わっている。
日本調教馬は新たに2頭が加わり4頭が掲載された。
天皇賞(秋)を勝った
レイデオロが123
ポンドで第13位タイに、
スワーヴリチャードが121
ポンドで第28位タイに、
ミッキーロケットと
天皇賞(秋)2着の
サングレーザーが120
ポンドで第38位タイとなっている。
(
JRAのリリースによる)
ラジオNIKKEI