京都11Rの
エリザベス女王杯(3歳以上GI・牝馬・芝2200m)は3番人気
リスグラシュー(J.モレイラ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒1(良)。クビ差の2着に9番人気
クロコスミア、さらに3馬身差の3着に1番人気
モズカッチャンが入った。
リスグラシューは栗東・
矢作芳人厩舎の4歳牝馬で、
父ハーツクライ、
母リリサイド(母の父
American Post)。通算成績は16戦4勝。
〜レース後のコメント〜
1着
リスグラシュー(J.モレイラ騎手)
「色々な惜しい場面がありましたが、GIを勝てる能力はあると思っていました。道中はスムーズで、直線では外にスペースができました。能力を見せられて良かったです。日本で始めてのGI勝利で特別な気持ちがあります。
ガッツポーズをしてしまったことは許してください。この馬がさらにGIを取れるようにまた頑張りたいです」
2着
クロコスミア(
岩田康誠騎手)
「惜しかったです。自分の競馬をして早めにスパートもしましたが、切れ味勝負で負けてしまいました」
3着
モズカッチャン(鮫島一歩調教師)
「もっとペースが流れてくれればというのもありますが、良いポジションを取れて、道中窮屈な所がありながら、それなりに力を示してくれました」
4着
レッドジェノヴァ(
池添謙一騎手)
「内枠だったので、内に押し込められるような形になって、最後の最後まで外に出せませんでした。そんな中、内からジリジリと伸びてくれました。GI初挑戦でよく頑張ってくれています。成長を感じますし、来年が楽しみです」
5着
ノームコア(C.
ルメール騎手)
「折り合いはつきましたが、外枠でスローペースで大変でした。直線に入って反応があまりなかったですが、すごく頑張ってくれています。ペースが遅すぎました。まだ3歳馬、古馬は強いですし、これからの馬です」
6着
カンタービレ(C.デムーロ騎手)
「先頭についていけませんでした。距離が少し長く感じました」
7着
フロンテアクイーン(
蛯名正義騎手)
「前が開いた時にスッと入れず、ジリジリとした反応でした。距離は短い方が切れ味を生かせるかもしれません」
9着
スマートレイアー(
武豊騎手)
「あの形なら本来、ラストは弾けるんですが、以前の脚は出なかったですね」
ラジオNIKKEI