18日、京都競馬場で行われたマイル
チャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)は、好位のインでレースを進めたW.ビュイック騎手騎乗の5番人気
ステルヴィオ(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)が、直線で馬群を抜けて先頭に立ち、さらに最内を突いて迫る3番人気
ペルシアンナイト(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)をアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気
アルアイン(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)が入った。なお、2番人気
アエロリット(牝4、美浦・
菊沢隆徳厩舎)は12着、1番人気
モズアスコット(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)は13着に終わった。
勝った
ステルヴィオは、父
ロードカナロア、
母ラルケット、
その父ファルブラヴという血統。昨年の
朝日杯FS(2着)以来のマイル戦で見事GIタイトルを手にした。3歳馬による
マイルCS制覇は2年連続で5頭目。
鞍上のW.ビュイック騎手はこれが
JRA・GI初勝利。管理する
木村哲也調教師にとっても、開業8年目でのGI初制覇となった。
【W.ビュイック騎手のコメント】
ありがとうございます(日本語)。ずっと日本に来たかったのですが、様々な事情で来られず、4年ぶりの来日になりましたが、色々な方のサポートを受けてGIを勝てました。感激しています。
調教に乗って、木村調教師からも色々な情報をいただきました。凄く良い状態でしたので馬のことを信じていましたし、幸運にも1枠1番が当たりましたので、スタートしてからどういう位置で競馬をするかを決めても大丈夫かなと思っていました。勝てたのは馬を仕上げたスタッフの皆さんのおかげだと思います。
世界中で馬に乗っていますが、日本のファンの応援は世界一だと思います。その声援の中で勝てたのは非常に嬉しいです。
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マイルCSダイジェスト>
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