2016年の
香港ヴァーズ(G1・芝2400m)、2017年の
宝塚記念(GI・芝2200m)を制した
サトノクラウン(牡6、美浦・
堀宣行厩舎)は、30日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することになった。
サトノクラウンは
父Marju、
母ジョコンダII、その父
Rossiniという血統。2014年10月にデビューし、2戦目の東京スポーツ杯2歳S(GIII・芝1800m)で重賞初制覇。翌年のクラシックでは
ドゥラメンテらとしのぎを削った。
香港ヴァーズではJ.モレイラ騎手とコンビを組み、海外で念願のG1制覇を達成。
宝塚記念では
M.デムーロ騎手とのコンビで、
キタサンブラックが断然人気となっていた一戦を制した。通算成績は20戦7勝、重賞は6勝を挙げた。25日の
ジャパンC(GI・芝2400m・9着)が最後のレースとなった。今後は社台スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。