ジャパンC6着のG1・2勝馬
サトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・
池江泰寿厩舎)が、
有馬記念(23日・中山)を最後に現役を引退することが30日、池江調教師から発表された。ラストランの鞍上は短期免許で来日予定のブレントン・アヴドゥラ騎手(27)=豪州=が務める。
引退後は北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで種牡馬入りする予定で、
有馬記念の結果次第となるが、10億円前後のシンジケート(60口)が組まれる見通しだ。
「評価していただいてありがたいですね。セリの下見で見た時から、“この馬で里見オーナーをG1オーナーにするんだ”という思いで勧めました。実際にG1を2勝してくれて、そういう馬はなかなかいないし、感謝の気持ちしかないです」。
愛馬の活躍をねぎらった池江調教師は「ファンのみなさんからも応援してもらっていますし、3歳の有馬以降G1は勝てていませんが、最後はしっかりと花道を飾りたいですね」と勝利を誓った。
提供:デイリースポーツ