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香港マイル・香港G1」(9日、シャティン)
ド根性で2着をもぎ取った。2年9カ月ぶりのマイル参戦となった
ヴィブロスは、手応え十分に直線へ。前を行く勝ち馬の背中は遠かったが、ビュイックの左ステッキに応えて末脚を伸ばし、連対を確保した。日本馬最先着を決め、鞍上は「友道師がしっかり馬をつくってくれた。きょうは素晴らしい競馬をしてくれた。勝った馬が世界一のマイラーだから仕方ない」と健闘をたたえた。
これで海外遠征は、2度の
ドバイターフ挑戦を含めて1、2、2着に。「海外が好きなのか、ドバイ同様に落ち着いていました。4角ではいけるかなと思いましたが、1着馬が強かった」と友道師。さすがに今回は相手が悪かったと言うしかないだろう。「負けはしましたが、この馬なりに頑張ったと思います。応援ありがとうございました」とスッキリした表情で競馬場を後にした。
提供:デイリースポーツ