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【中山大障害】アップトゥデイト、3年振りの大障害制覇なるか/JRAレースの見どころ

  • 2018年12月17日(月) 18時05分
 大逃げした前王者アップトゥデイトを2番手から進めた新王者オジュウチョウサンがゴール前で捕え、3着以下には大差がつくという結果になった昨年の名勝負は、ファンに強い印象を残した。その昨年覇者は翌日の有馬記念に出走するが、今年も全馬の完走と名勝負を期待したい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/22(土) 中山大障害(3歳上・JGI・中山障害4100m)

 アップトゥデイト(牡8、栗東・佐々木晶三厩舎)は2015年の本レースの覇者で、その後の2年は絶対王者オジュウチョウサンの前に2着となっている。オジュウチョウサン有馬記念出走のため不在の今年、前王者の意地を見せたい。昨年同様、阪神ジャンプS勝利から臨む。

 ミヤジタイガ(牡8、栗東・武幸四郎厩舎)は前走でイルミネーションジャンプSを勝利。今秋になり常に人気以上の走りで1・2・1着。勝利した2戦はいずれも完勝で、この大一番でも有力候補の1頭。また、余談ではあるが2歳時に平地の中京2歳Sアップトゥデイトに先着している。

 ニホンピロバロン(牡8、栗東・田所秀孝厩舎)は2016年に重賞2つを含む障害5連勝をマークし、2017年は屈腱炎ですべて休養。それでも復帰2戦目の中山グランドジャンプではアップトゥデイトに次ぐ3着となった実力馬。また、現在のところ「最後にオジュウチョウサンに勝った馬」でもある。

 その他、勝ち切れてはいないものの重賞路線で安定しているルペールノエル(牡8、栗東・藤原英昭厩舎)、新潟ジャンプS覇者のタイセイドリーム(牡8、栗東・矢作芳人厩舎)、前走・イルミネーションジャンプSで2着のマイネルプロンプト(セ6、栗東・坂口正則厩舎)なども戴冠を狙う。発走は14時45分。

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