昨日の阪神では2歳GI・
朝日杯FSが行われた。残念ながら関東馬
グランアレグリアは3着に敗れてしまった。本日紹介する関東馬がどのような活躍をするのか楽しみにしたい。
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パロネラ(牝、父
ロードカナロア、
母モシーン、美浦・
木村哲也厩舎)
1歳上の異父姉に重賞2勝(
フェアリーS、
関屋記念)の
プリモシーンがいる。ゲート試験に合格後はノーザン
ファーム天栄で乗り込み、11月下旬に再入厩。先週の追い切りでは古馬の
レジェンドセラーを追走して併入と順調にピッチを上げており、血統どおりの素質を感じさせる。
「顔立ちがスッとしているし、カナロア産駒らしい馬体の持ち主。まだ随所に幼いところがあるけど、いろいろと工夫しながら走りの質を上げていきたい。やれば動くし、血統的にも体形的にもマイルぐらいが良さそうです」と
木村哲也調教師。12月23日、中山の芝1600mをC・
ルメール騎手で予定している。ただし、この番組は多頭数が想定されており、抽選を突破できるかがデビューへの第一関門だ。
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ブレイブメジャー(牡、
父ダイワメジャー、
母シーイズトウショウ、美浦・
萩原清厩舎)
サクラバクシンオー産駒の母は
セントウルSなどス
プリント重賞5勝、
桜花賞2着、
高松宮記念3着の活躍馬。現6歳の異父兄に
トウショウピスト(
函館2歳S3着)がいる。ひと追い毎に時計を詰めてきており、先週の追い切りでは2戦2勝の
ガルヴィハーラ(全日本2歳優駿に出走予定)と併せた。16日にも坂路でラスト1F12.5をマークしている。
まだ緩い部分もありそうだが、
ダイワメジャー産駒らしい立派な馬体が目につく。12月23日、中山の芝1600mを予定している(こちらは除外の優先権を保有している)。
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ムーンシェイプト(牝、父
ジャスタウェイ、
母ウーマンシークレット、美浦・
尾関知人厩舎)
叔母に愛・仏で2歳牝馬G1を勝ち、カルティエ賞の最優秀2歳牝馬に選出された
Rumplestiltskin。従兄に
リアルスティール、祖母の全兄に
Kingmamboとファミリーラインは世界的にも一流だ。
先週は芝で追われ、古馬の
アンネリースを追走して負荷をかけた。「本馬場での動きは良かったし、芝向きのイメージ。まだ体質的に成長途上のところがあるけど、調教自体はしっかりと積めているし、ひと追い毎に良くなっています」と
尾関知人調教師。12月23日、中山の芝1600mをB・アヴドゥラ騎手で予定している(除外の優先権なし)。
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シャルマント(牝、
父エンパイアメーカー、
母ライツェント、美浦・
鹿戸雄一厩舎)
現4歳の異父姉に
ディアドラ(
秋華賞など重賞4勝、
香港C2着、
ドバイターフ3着)がいる。先週も取り上げたが、まぶたの外傷を治療したために投票を見送った。
12日の追い切りでは3歳馬の
レッドベルローズを追走し、互角の動きを見せている。「そんなに速い時計は出していないけど、
テンションを上げ過ぎないように乗ってきた。牝馬にしては馬格があるし、血統的にも期待しています」と
鹿戸雄一調教師。12月23日、中山の芝1600mで仕切り直す方針だ(除外の優先権なし)。
(取材・文:竹之内元)