22日、中山競馬場で行われた
中山大障害(3歳上・JGI・障害4100m)は、好位の位置で各障害をクリアしていった
石神深一騎手騎乗の3番人気
ニホンピロバロン(牡8、栗東・田所秀孝厩舎)が、最後の3~4コーナーで先頭に立って、直線で猛然と差を詰めてきた5番人気
タイセイドリーム(牡8、栗東・
矢作芳人厩舎)をハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは4分40秒8(良)。
さらに2馬身差の3着に6番人気
マイネルプロンプト(セ6、栗東・坂口正則厩舎)が入った。なお、2番人気
ミヤジタイガ(牡8、栗東・
武幸四郎厩舎)は5着に終わった。
また、1番人気
アップトゥデイト(牡8、栗東・
佐々木晶三厩舎)は最終障害で落馬、競走を中止した。完走は12頭。
勝った
ニホンピロバロンは、
父フサイチリシャール、
母ニホンピロアニカ、
その父キャプテンスティーヴという血統。2016年末に屈腱炎を発症して1年以上の休養を余儀なくされ、今回も脚部不安のため春の
中山GJからのぶっつけ本番だったが、それらを見事乗り越えて障害レース最大のタイトルを手にした。
また、鞍上の
石神深一騎手は2016、17年の
オジュウチョウサンに続く3連覇を達成。春の
中山GJも含めるとJ・GI6連勝となった。