有馬記念を勝ち、待望のG1初制覇を果たした
ブラストワンピース(牡3歳、美浦・大竹)が、激闘から一夜明けた24日、美浦トレセンの自厩舎で元気な姿を見せた。
担当の八木助手によると、前日の午後7時30分ごろに美浦トレセンに戻り、夜につけたカイバも翌朝までにペロリと完食したという。「本当に頭が下がります。あれだけの競馬をしたあとでも、全くカイ食いが落ちませんから」と感心した様子。
レースは検量室に戻るバスの中で観戦。「最後は何度かジョッキー(池添)の名前を叫んでいましたね。祈るような気持ちでした」。大竹厩舎にとっても、開業10年目での
ビッグタイトル獲得。「今回は唯一の3歳馬ということもあって気楽に臨めました。ここにきて実になってきた部分もあるし、古馬になってさらに良くなると思います」と頼もしそうに愛馬を見つめる。
今後のプランは未定ながら、これからもG1戦線で主役級の活躍を披露してくれそうだ。
提供:デイリースポーツ