2019年は明け4歳の芝、ダートの主役が世界へ飛び出して行く。圧倒的な強さで牝馬三冠+
ジャパンC制覇を決めた
アーモンドアイは、ドバイ、そして日本競馬悲願の
凱旋門賞・仏G1制覇への期待が、チャンピオンズCで年長の猛者を蹴散らした
ルヴァンスレーヴには、日本調教馬初の海外ダートG1制覇の期待がかかる。
8戦7勝で国内ダート界の頂点を極めた
ルヴァンスレーヴ。歴戦の古馬との激突となった前走のチャンピオンズCでは、好位から力強く抜け出して勝利をつかんだ。M・デムーロは「素晴らしい馬。夢がいっぱいある」と絶賛。日本から世界へ。今後、活躍の場は大きく広がっていくに違いない。
2019年は
フェブラリーSでの始動を視野に入れていたが、前走後の
エコー検査で左前脚の繋靱帯(けいじんたい)部分に粗造(きめがあらいさま)が判明。予定は白紙に戻ったものの、腫れも痛みもなく、症状は軽度で大事を取っただけだ。
「今まで乗ったダート馬で一番強い」とミルコが胸を張る怪物。日本調教馬初となる海外ダートG1制覇、そして、米ブ
リーダーズCクラシック制覇と、大きな夢が広がる。しばしの休息で万全の姿を取り戻し、19年をさらなる飛躍の一年にする。
提供:デイリースポーツ